モラベックのパラドックス
みなさん。こんにちは、今日も頑張っていきます。
よろしくお願いします。
前回からちょっとずつ話していますが
特化型AIから汎用AIを作るには根本的に考え方とアプローチが異なっているため、
特化型AIの延長で汎用AIを作るのはほぼ無理だとお伝えしました。
復習ですが特化型AIは文字どうり何かに特化しているAIで音声認識や画像認識
さらには囲碁や将棋・チェスを指すことのできるAIでしたよね。
一方で汎用AIは何かに特化している訳ではなく、様々な問題に柔軟に対応できる
AIで、動物や人間が持っている知能を持った存在でした。
この知能というのはメカニズムは完全にはわかっていないものも、
我々や動物はこの知能があるおかげで様々な問題に対処できるし
後天的に物事を学習したり、環境に適応することができます。
今色々と活躍している特化型AIは動物にとっては到底できないようなことをいとも簡単にやってしまいますが、
動物にとって非常に簡単なこと、例えば餌を探すとか、天敵から逃げるとか。
これらを実現しようにもなかなかに大変なのです。
これをモラベックのパラドックスと言います。
我々にとってめっちゃ簡単なことは機械にとってはめっちゃむずいんです!!
いまだにドラえもんのようなAIが誕生していないのもこのパラドックスが要因とも言えます。
汎用AIが作られるにはこのパラドックスを解消する、つまり動物が持つ知能を理解しなければいけないのということなんです。
ではこの動物の持つ「知能」はどこから生まれているのでしょうか?
そう。それは「脳」ですね。
機械が到底できないような複雑な処理を「脳」は処理しているということになります。
今日のOutPut
- 動物にとって簡単なことが機械で実現させるのはめっちゃむずい。
モラベックのパラドックスという。
次回は「脳」についてOutPutしていきたいと思います!!
また見てください!