汎用AIへの道~大脳新皮質~
みなさん、こんにちは。今日も張り切って行きましょう!!
前回までのOutPut
汎用AIを作るには我々や動物が持つ「知能」が必要であり、この「知能」を
生み出しているのは「脳」でした。
そこで「脳」を知れば知能を作り出せるのではないか??ということでした。
今日から「脳」についてOutPutして行きます。
今日は以下のことを話して行きます。
1知性を創り出す大脳新皮質
「大脳新皮質っていきなり何言ってるの。」と思うかも知れません。
いきなりすぎですよね。みなさん、大脳って聞いたことありますか?
大脳は実は大きく3つに分けられて・・
一つ目。白質
二つ目。大脳基底核
三つ目。大脳新皮質
なのですが、大脳新皮質は大脳の中の一つと思っていただければいいです。
この大脳新皮質は薄いシート状組織でできていて人間の高い知能を支えている
大事な大事な領域なのです!!
さらに大脳新皮質の中でも大きく4つに分けることができて
それぞれの領域で役割が異なっていて分担しています。
それぞれの領域の情報の連携プレーで外界の情報を処理しています。
2高度な情報処理能力を有している
ではどのように情報を連携しているのか?
これは大脳新皮質には階層構造があるのです
具体的には目が物体を見たときにある領域では物体の形を理解して、
他の領域では模様を認識して
というようにだんだん複雑な処理ができるような構造が大脳にはあります。
それらの情報を合わせることで我々は物体を認識できているのですね。
では、構造自体はどうなっているのか?
3階層構造を支えるコラム
大脳新皮質は薄いシート状の組織だと言いましたが。これはコラムという円柱状のものがびっしり詰まってできています。
コラムは大脳新皮質の基本単位ということなんです。
コラムは他の部分(小脳。中脳とか)と繋がっていてこのコラムのおかげでお互いの情報を連結したりできます。
てことは、大脳新皮質の情報の連携はコラムによってなされているのです。
コラムはどうなっているのかというと・・
6層構造になっていてそれぞれの層が連携していて、この層が高い知能を生んでいる要因なのです。
しかしまだコラムが何をどうやって処理しているのかまだわかっていないのが現状です。この仕組みさえわかれば、汎用AIの知能の実現が近づくのですが・・・
大脳新皮質のコラム。これは汎用AIのキーポイントになること間違いなしです。
次回は大脳基底核についてOutPutして行きます!!
見てくれてありがとうございました。
すみません。最初から今日に至るまでOutPutに活用していた参考文献を書き忘れていました。申し訳ございません。
参考文献:コンピューターで「脳」が作れるか
AIが恋に落ちる日