1つを極める~matplotlib編part3~
こんにちは。今日も張り切っていきましょう。
今日もmatplotlibのpyplot.plot()の引数に注目して色々見ていきたいと思います。
前回のおさらい
- 凡例をつけるならlabelとlegend()のセット
- グラフの透過度指定→alpha
- グラフの見た目改善→antialiased(aa)
- プロットの形の変更→marker
でしたね。
一応前回の記事を貼っておきます。
今回の内容はこちらです。
- ダッシュ線の書式を変更する→dash_capstyle
- ダッシュ線の間隔を指定する→dashes
- マーカーの淵の色を変更→markeredgecolor(mec)
- マーカーの淵の幅を変更→markeredgewidth(mew)
- 参考文献・サイト
の4本立てでいきましょう
ダッシュ線の書式を変更するならdash_capstyle
この引数はダッシュ線の書式を変更する引数です。
つまり点線部分の形を変更することができます。
復習も兼ねて見ていきましょう。
import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np
x=np.linspace(0,2*np.pi)
y=np.sin(x)
y_cos=np.cos(x)
plt.plot(x,y,ls='--',dash_capstyle='butt',label='butt')
plt.plot(x,y_cos,ls='--',dash_capstyle='round',label='projecting')
plt.legend()
plt.show()
buttとprojectingで若干書式変更されているのがわかりましたか?
この引数の使い所難しそうです・・。笑
ダッシュ線の間隔を指定するならdashes
これまたちょっとマニアックな引数。
点線の幅や間隔を指定することができます。
例えば・・
y=np.sin(x)
plt.plot(x,y,dashes=[10,10,10,10])
plt.show()
1にしてみると・・
マーカの淵の色を変えるならmarkeredgecolor(mec)
markeredgecolorでマーカの淵の色を変えることができます。
y=np.sin(x)
plt.plot(x,y,marker='o',mec='r')
plt.show()
とやると・・
y=np.sin(x)
plt.plot(x,y,marker='o',mec='b')
plt.show()
markeredgecolor(mec)を指定してよりグラフが見やすくなりました。
マーカの淵の幅の変更ならmarkeredgewidth(mew)
markeredgewidthで淵の幅を変更することができます。
とすると
mew=5とすると・・
次回の記事からはpyplotの違う関数を見て行くことにします!
matplotlib奥が深すぎる・・・。
参考文献・サイト
はじめてのディープラーニング -Pythonで学ぶニューラルネットワークとバックプロパゲーション- (Machine Learning)
- 作者:我妻 幸長
- 発売日: 2018/08/28
- メディア: 単行本
Matplotlib.pyplotのplotの全引数を解説 | 自調自考の旅