1つを極める~matplotlib編part1~
こんにちは。今日も張り切っていきましょう。
今回は新たな試みで1つのモジュールやコマンドをできるだけ深く
解説していくシリーズを初めてみます。というのも、
勉強して行く中でよく分からない引数だったり関数が山ほど出てくるので
この際にブログでアウトプットしてみようかなと笑
試験的なものなので多めにみてください・・笑
では始めます。
第一弾はpythonでよくお世話になるmatplotlib です!!!
matplotlibってなんぞや??
matplotlibはpythonの外部モジュールの1つでグラフの描画や画像の表示、
簡単なアニメーションを作ることができるすごいやつです。
ただ、pythonに元から組み込まれていないので自分でインストールする必要が
あります。そこは注意しましょう。
今日はまずmatplotlibで簡単なグラフを書いていきます。
その中で細かな引数などに注目していきます。
グラフを描画するなら「pyplot」
pythonでグラフを描画する場合にはmatplotlibの中のpyplotモジュールを使用します。
pyplotモジュールの中にグラフ描画をサポートする機能が詰まってます!!
基本的にインストールする際には・・
という風にやるのが一般的ですね(as のところpltじゃなくてmpの方が良いと思うのに笑)
pyplotで描画してきましょう!!
%matplotlib inline
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
x=np.linspace(0,2*np.pi) #要素を50個生成
y=np.sin(x) #xをsin関数に代入
plt.plot(x,y) #xとyをグラフにプロット
plt.show() #結果を見せてくれる
すると・・
コマンドを見ていきましょう.
・%matplotlib inline
→このコマンドはマジックコマンドと呼ばれるコマンドでJupyter Notebookを
利用する上で、いくつかのとても便利な機能がまとめられているのですが
その中の1つです。これを書くことでJupyter Notebookで図をインラインで表示できます。
(スーパーコマンドについてはまた今度・・)
・x=np.linspace(0,2*np.pi)
y=np.sin(x)
→numpyという外部モジュールを使いデータを生成してます。
詳しい解説はまた今度にします。
・plt.plot(x,y)
→xとyをプロットします。
・plt.show()
→図を表示します。
plot()の引数をいろいろ変えてみよう!!
今日のメインメニューです!!しばらくのブログではplot()に注目していきます。
先ほどはplot()にxとyだけを与えていましたが実はplotにはたくさんの引数があります。
・color・・色を変える
colorを指定することでグラフの色を変えることができます。
先ほどのplot(x,y)の部分を
と指定しますと・・
になります。
色の指定については以下の記事を参照ください。
・linestyle またはls
線のスタイルを変更することができます。(デフォルトは'-')
ls=':'と指定するとグラフの線が点々に
ls='--'でグラフが点線状になります。
・linewidth or lw
線の太さを指定できます。(デフォルトは1.0)
lw=10とするとグラフがめっちゃ太くなります。
lwで数字を設定することで太くしたり補足したりできます。
まとめ
・pythonでグラフの描画といえば「matplotlib」の「pyplot」
・plot()でグラフをプロット
・show()でグラフの表示
・plot()の引数→・colorでグラフの色を変更
・linestyle(ls)でグラフの書式変更
・linewidth(lw)でグラフの太さを変更
でした。次回もplot()に注目していきたいと思います。
参考文献・サイト
はじめてのディープラーニング -Pythonで学ぶニューラルネットワークとバックプロパゲーション- (Machine Learning)
- 作者:我妻 幸長
- 発売日: 2018/08/28
- メディア: 単行本
Matplotlib.pyplotのplotの全引数を解説 | 自調自考の旅